横浜トリエンナーレ2005の記録
<その3>
2005.12.13(tue)〜19(mon)


その1→2005.9.24〜28
その2→2005.11.8〜12
◆2005.12.13(火)
前回の同じく12:10で授業が終わり、今度は1時間遅い新幹線にしたのでゆっくりと新大阪へ向かいました。
新幹線に乗って米原あたりになると真っ白でした。積雪のためにちょっとだけ遅れ気味みたいです。
新横浜着が18:10。アパートに着いたら堀尾さんと清水さんがちょうど帰ってきた所でした。
しばらくすると歩いて帰ってきた永田収さんが合流。寒い季節になったので毎日夕食は鍋パーティーです。
↑ TOP ↑
↑ TOP ↑
◆2005.12.14(水)
今回が最後の横浜なのでちょっとだけ横浜観光を…と思っていたのですが、やっぱり会場が気になるので
午前中だけにしました。関内のアパートから馬車道方向へ色々と探索しながらのんびり向かいました。
そしてずっと気になっていたBankATRへ。会場が2つあるので急ぎめでしたが全部見れました。建物の雰囲気とか
好きです。サポーターの人は会期中この作品の中に泊まれるみたいでした。エエなぁと。そしてそのまま
1ヵ月ぶりの会場へ。この日は3本だてでした。まずは「
ポン」。お隣のサッカーゲームの人形の足に押しピンをつけて、
緑のフィールドにカラフルな風船をいっぱいのせていきます。満タンになったところで一気にポンポン割っていきます。
最高に気持ちよく割れていきました!続いて「
コロコロ絵画」。丸い円盤をコロコロと転がして倒れて止まった所に
丸い印をおいていきます。地面に水玉の絵画の出来上がり。そして最後は「
アクション色水」。色水入りの袋を
堀尾さんが勢い良く踏んでいきます。思ってた以上に横に水が飛び散るので見ていた人は一気に避難。
このまま最後まで行くと思ったら堀尾さんが転倒〜〜!立ち上がる前に清水さんが続きを走りはじめて一気に
ゴールまで。美味しい所を持っていかれました。「もう終わったんかいなー」とちょっとさみしそうな堀尾さんでした。
↑ TOP ↑
◆2005.12.15(木)
この日はお手伝いにきてくれたサポーターが多かったので本当に助かりました。やりたいことがいっぱいあるのですが
人手不足からできなかったものていっぱいあります。本日は山下公園から会場までの700mのビュランプロムナードで。
くそふんじゃった−パリの空の下で−です。長い長ーいロール紙の上にペンキをたらしてそれを堀尾さんが
特製の下駄で踏んでいって歩いた歩数だけの版画が出来上がります。すっごく天気が良い日だったので
生乾きのペンキがキラキラしたり絶妙な色の混ざり具合が本当にキレイでした。
↑ TOP ↑
◆2005.12.16(金)
この日は朝から私は衣装づくり。ナカニワに展示してたビュランの旗の切り売りをするのに売り子の衣装を作りました。
「ビュランの旗売り娘」の衣装です。百均の小屋の横で「まねしん絵画・ビュランの旗」の特別販売。お客さんに説明を
しているとだんだん日本語がわからなくなり「堀尾さんのマネシン絵画・ビュランの旗」が「ビュランのマネシン絵画」になったり
途中で何回も「違う、違う」とつぶやきながら販売。私が苦戦している間にみなさんは絡まる紐と格闘しながら
パフォーマンスの「
クラッシュ」の準備です。クラッシュは紐の先に色んなものを結んでそれぞれをお客さんに持ってもらい
一気に離してクラッシュさせる!一瞬で終わったパフォーマンスでした。夜は空気の映像部隊「音だエイゾー」の上映。
巨大スクリーンはサポーターの方が作ってくれた力作です。なんとこのスクリーンは袋になっていて膨らむんです!
立体的なスクリーンに映し出される映像が面白ーい。それにしてもこのスクリーン、布団みたいです。
◆2005.12.17(土)
いよいよ最後の土日です。予想以上にお客さんで会場はいっぱいです。昨日の旗売り娘の衣装が好評で
朝食の時に堀尾さんに「もっといっぱい作ってくれ〜」と。午前中は再び衣装づくりでした。今晩は今まで手伝ってくれた
サポーターのみなさまとスタッフにおつかれさまの意味を込めて会場内で粕汁パーティーです。
朝バスで到着した河野さん・あやさんと岸川さん・和喜さんの粕汁部隊は午前中から仕込みをしていました。
おつかれさまでした!本日のパフォーマンスは……タイトル覚えてないですが、長いロール紙の上に色水をおいて
堀尾さん・清水さんが自転車で踏んでいきます。自転車で踏むのってけっこう難しいんですねぇ。何往復もしているうちに
今度は清水さんが転倒!!転倒した瞬間にまわりはなぜか大爆笑。清水さんまたまたおいしいところをもって行きました。
夜は粕汁パーティー。サポーターのみなさんと色んな話しをしました。堀尾+空気を最初はみんなおそるおそる見ていたこと、
でも後半になると変化し続ける作品に興味をもって関わりたいと思い希望者が増えたこと。そんな話しをしている時に
突然パフォーマンスがはじまる!誰かが金属のボールを落としたら「エエ音やなぁ」と言い、どんどん落としていく。
そしてみんなでひたすら蹴りまくりカランカランという音が会場に響いていました。最後はいつもの「万歳!!」で解散。
楽しいパーティーでした。(この日清水さんは百均の小屋に泊まりました…。どうしても泊まりたかったみたいです。)
※写真が1ページ30枚位あります
  (ちょっと重いかもしれないです…)
※写真はクリックで拡大します
↑ TOP ↑
◆2005.12.18(日)
ずっと前から一番最後にやるパフォーマンスは決まっていました。タイトルは
バランス彫刻。天秤の片方に82日間
百均絵画でため続けた100円玉をつるし、もう片方に堀尾さんがぶら下がってバランスをとる。とりあえずお手製の
天秤づくりから開始。脚立の上にはしごにした脚立を固定。意外に丈夫だったので一安心。ナカニワには色んな国の
言葉で「
ありがとう」。長い長いトリエンナーレ。手伝ってくれた人、見に来てくれた人、こんな機会を与えてくれた人、
すべての人に「ありがとう!」です。最後に水で地面に「ありがとう」の文字を描きその水形をその場に居る人
みんなでかたどりました。そして引き続き百均小屋の前でバランス彫刻。百均絵画は1万枚・100万円を達成しました。
本当にすごすぎです。この天秤がみごとにつりあった瞬間、拍手の嵐。感動的でした。
空気のメンバーは時々しかいけませんでしたが、会期中ずっと横浜にいた堀尾さん。本当におつかれさまでした。
↑ TOP ↑