個展
ほおずきノスタルジア

2002年5月7日(火)〜12日(日)

11:00〜18:00

北野Pocket美術函
とにかく制作に時間がかかった展覧会でした。でも時間がかかった分、
「思い」もいっぱい編みこみました。こわれそうなほど儚いもの。気をつけなきゃ存在すら
忘れてしまいそうなほど儚いもの。でもそれはしっかりとしたカタチを持っている。
その記憶を忘れない為に…。
昔の記憶をたどりながら、目に見えるカタチにしたかったのです。
1本の線が編まれてつながっていくと…
大きな「何か」になります。
毎回数センチづつ伸びて行く木。
作品とともに
成長していきたいという自分もいる。

10年後はどんな姿になってる?
この飛んでいきそうな儚いカタチを、忘れないで生きたい。
新しく芽を出す「生」と枯れてゆく「死」の対峙。